Secure Agreement Automation（セキュア アグリーメント オートメーション）の機能

金融機関はOneSpanのVerification Hub（ベリフィケーション ハブ）を利用すれば、単一のクラウドサービスやAPIを通じて様々なデジタル本人確認サービスにアクセスできます。

本人確認書類の検証には人工知能（AI）や真贋判定アルゴリズムが使用されており、パスポートや運転免許証などの身分証画像が真正であるかもしくは不正であるかを判定します。

顔の比較は、撮影されたセルフィー（自撮り）から生体情報データを抽出し、真正確認済の本人確認書類の画像データと比較して、遠隔にいるユーザーが実在する本人であるか否かを判定します。

OneSpan Sign（ワンスパン サイン）は、使い勝手の良さと最高レベルのセキュリティ、コンプライアンスとのバランスが取れたソリューションです。口座開設や金融契約に、リスクフリーな電子署名を提供します。 

デジタル署名のセキュリティが、署名の意思と署名時に同意がなされた情報を紐づけます。また、電子署名済ドキュメントをロックして改ざん防止がなされるため、不正な変更が行われても、気付かれないまま見過ごされることがありません。

エンドツーエンドの金融契約手続きのワークフローを、視覚的に細かくマッピングできます。ドラッグ・アンド・ドロップ操作可能なインターフェイスや、予め定義されたアクションで、本人確認や署名ワークフローの構築を簡単にします。

モバイルデバイス上での本人確認書類の取り込み、生体情報の検証、モバイルでの電子署名などの各ステップにおいて、申し込みをするユーザーが手続き全体をシームレスに移動できるよう、分かりやすい手順と指示でサポートします。

金融契約の手続きを完全にホワイトラベル化し、ブランド名が申込者に分かりやすいよう、前面や中央に配置できます。きちんとブランドが反映されたカスタマーエクスペリエンスで顧客のロイヤルティを高め、最高の普及率を保証します。　

OneSpanは、本人確認、お客様が実行するすべてのアクションを含む、契約手続き全体の監査証跡を取得します。

OneSpanはタイムスタンプが記録されたイベントの全タイムラインを取得します。顧客がアクションを実行するたび、あるいはページがロードされるたびに、全イベントが監査証跡に記録されます。

レコーディングと再生は、契約手続き中に顧客に表示したすべてのウェブページの記録が対象です。契約手続き中に顧客がどのような操作を行い、何を目視確認したのかを正確に明確化するため、イベントのタイムラインとともにウェブページを再生する機能をサポートしています。

戦略的な技術パートナーとの関係により、巧妙なオンライン不正スキームの一歩先をいくような新しい不正対策ツール・機能の迅速な統合を実現します。

高可用性、日次バックアップ、災害復旧（オプション）、24時間モニタリング、侵入防止など最新の機能やセキュリティアップデートを活用したパブリッククラウドでホストされます。各テナントが完全に暗号化され、個人を特定できる情報をオンデマンドで削除する簡単な手順を提供することで、GDPRへの遵守を徹底します。