概 要
利便性を最優先
- 指紋認証によるパスワードレスソ リューションで、直感的で摩擦の ない顧客体験を実現
- ユーザーは、いつでもどこでも、 どのデバイスでも取引や文書に 署名することが可能
- What You See Is What You Sign (見たものに署名を実行) : 署名前に取引の全容を把握可 能 署名する前に、取引の詳細を 確認
更に強力なセキュリティ
- フィッシングに強い認証デバイス で、ソーシャルエンジニアリング 攻撃の人的リスクを軽減
- 双方向チャネルにより、メッセー ジの信頼性とデータの完全性を 確保
将来的な 可拡張性
- セキュアなリモートアップデート により、最新の認証規格をサポ ート
- ビジネス・コンテキストの変化 に応じて、認証やトランザクショ ンのフローを簡単に変更
- 認証、トランザクション検証、文 書署名、デジタルIDクレデンシ ャルの保存をひとつのデバイス で実現
複数のプロトコルをサポート、 規制にも準拠
- ひとつのデバイスでDigipass、 FIDO2、OATHの認証プロトコ ルに対応
- FIPS140レベル3認定暗号モジ ュール
- PSD2に準拠
DIGIPASS CX2 を使用することで、企業は顧客にデジタルサービスを提供すると同時に、高度な 不正攻撃から保護することができます。DIGIPASS CX2 は、ソーシャルエンジニアリング、中間者 攻撃 (MitM) 、マン・イン・ザ・ブラウザ攻撃 (MitB) およびリプレイ攻撃からアカウントを保護し、 アカウントの乗っ取りを防止する理想的な多要素認証ソリューションです。DIGIPASS CX2 は、 最高水準のセキュリティと最高のユーザー体験を提供し、組織が信頼を損なうことなくソーシャ ルエンジニアリングによる不正行為を阻止します。
柔軟な認証、文書への署名、トランザクションへの署名、そしてデジタ ルIDクレデンシャルストレージ
DIGIPASS CXデバイスは、デジタル変革を加速し、ソーシャルエンジニアリング詐欺を減らし、優 れたユーザーエクスペリエンスを提供します。DIGIPASS CX2 は、認証、取引承認、文書署名、お よびデジタルIDクレデンシャルの保存に使用することができます。また、FIDO2やOATHなど、複 数の認証方式をサポート可能なので、各環境に適したプロトコルを用いてアプリケーションやサ ービスを保護することができます。
ユーザーフレンドリーなトランザクション検証
ソーシャルエンジニアリング攻撃は、エンドユーザーをターゲットとしています。フィッシングなど の攻撃が拡大し続ける中、企業は攻撃を阻止し、潜在的な被害を軽減する方法を見つける必要 があります。
企業が最高レベルの確実性を備えたソリューションを導入することで、決して疑義が生じることの ないオンライン取引の真正性と完全性を実現します。DIGIPASS CX2 はフィッシングに強い認証 ツールで、パスワードレス認証が可能です。このデバイスは接続モードで動作するため、ワンタイム パスコードは決して公開されず、暗号化されて安全なチャネルを経由して転送されます。これによ り、Adversary in The Middle (AiTM) や Adversary in The Browser (AiTB) 、リプレイ攻撃、 アカウントの乗っ取りなど、パスワードやワンタイムパスワードの開示に依存するフィッシング詐欺 に遭う可能性を大幅に減らすことができます。
圧倒的なユーザーエクスペリエンスを実現
DIGIPASS CX2 はパスコードの入力を不要とし、指紋による生体認証で パスワードレスを実現できるため、ユーザーに利便性をもたらしながら 信頼を築きます。このソリューションでは、カラーディスプレイとタッチス クリーンを使用した「What You See Is What You Sign (WYSIWYS、 見たものに署名時を実行)」アプローチを可能にします。ユーザーはトラ ンザクションに署名する前に、信頼できるディスプレイですべての取引の 詳細を確認することができます。このコンテキストに基づく情報により、ス ムーズで透明性の高い署名プロセスが保証され、ユーザーはトランザク ションの詳細が変更されていないことを再確認することができます。
DIGIPASS CX デバイスを活用することで、すべてのユーザーの個人用デ バイスに同じレベルのセキュリティとユーザー体験を提供できるようにな ります。DIGIPASS CX2 は、USB、Bluetooth、NFC を使用してユーザ のデバイスに接続できるため、モバイル、デスクトップ、ラップトップ、タブレ ットなど、あらゆるデバイスとシームレスに連携することができます。
セキュリティ強化とライフサイクル管理 の簡素化
DIGIPASS CX2 には、統合されたクラウド管理コンソールが付属してい ます。Digipassクラウドコンソールは、DIGIPASS CXデバイスとの安全 な接続を確立するために必要不可欠です。DIGIPASS クラウドコンソー ルは、基盤となるトランスポート層 (BluetoothまたはWi-Fi) のセキュ リティに依存することなく、デバイスとの安全な通信チャネルを管理し、メ ッセージの信頼性、機密性、およびリプレイ耐性を確保します。
組織は、DIGIPASSクラウドコンソールでデバイスのエンドツーエンドの ライフサイクル全体を管理することができます。これにより、ユーザとその 権限の作成、設定、更新、無効化のプロセスを自動化し、効率性を高める ことができます。
柔軟で将来性のあるソリューション
OneSpan は、DIGIPASS CX デバイスと DIGIPASS クラウドコンソー ルのリモートアップデート機能により、ハードウェア認証に革命を起こし ました。デバイスとコンソールのスマートな接続により、 DIGIPASS CX デバイスの導入・配布後であっても、セキュアなリモートアップデートをイ ンストールすることが可能です。これにより、新機能の有効化、ユーザー ジャーニーのカスタマイズ、ビジネスニーズの進化に伴う設定やセキュリ ティパラメータの変更など、状況の変化や新たなリスクへの対応に柔軟 に対応することができます。
技術仕様
ディスプレイ
静電容量式タッチディスプレイ(バックライト付)
2.4インチディスプレイ - IPS - 解像度 240 x 320
サイズ
95.2mm (L) x 58.2mm (W) x 9.9mm (H)
重量
47g
カメラ
640 x 480
指紋センサー
FPC1523
Bluetooth
Bluetooth 5.2 LE (Low Energy)
NFC
ISO 14443 / カードエミュレーションモード / 拡張APDU対応
バッテリー
充電式 - 320 mAh
ケーブル
USB-C ケーブル、 1 メートル (オプション)
接続モードでの電力供給
USB-C給電 4.75-5.50V
言語
複数言語サポート
対タンパー性
タンパーエビデント
ISO13491-1
防塵・防水性能
ダストセーフ、防滴
認証と準拠
短期間保管温度
- -10°C - 50°C
- 相対湿度 90%、結露なし
- IEC60068-2-78 (高温高熱)
- IEC60068-2-1 (寒冷)
動作温度
- 0°C - 45°C
- 対湿度 85%、結露なし
- IEC60068-2-78 (高温高熱)
- IEC60068-2-1 (寒冷)
振動
- 10 - 75 Hz
- 10 m/s²
- IEC60068-2-6
放射
- EN55022
静電気放電
- 接触放電 4 kV
- 空中放電 8 kV
- 3 V/m (80 - 1000 MHz)
- EN55024
欧州指令への準拠
- CE: 89/336/EEC または 2004/108/EC
- RoHS: 2002/95/EC
- WEEE: 2002/96/EC
連邦通信委員会への準拠
- FCC ID: 2AH88-1100
- IC: 27700-1100
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